こんにちは!ずまです。
7月末奥日光の湯川へ渓流釣りに行きました。
湯川とカワマスについて
湯川とは観光地として有名な中禅寺湖に注ぐ河川で、戦場ヶ原の中を流れ、上流の湯ノ湖を水源としています。
この川最大の魅力といえば、そう、カワマス(ブルックトラウト)が釣れることでしょう。
カワマスは北米原産のイワナの仲間ですが、100年ほど前に日本に移入されました。
体表に青斑があり、腹部はオレンジ色に染まります。背鰭が虫食い模様なのも特徴ですね。
マスの仲間でもひと際体色が鮮やかで、僕も大好きな魚です。
本では湯川以外にも上高地や北海道の道央、道北の河川の一部に生息しています。
しかし、上高地は釣り禁止であり、北海道の生息地も秘匿されているので自力で見つけ出すのは困難でしょう…。
一方で湯川は釣りが認められており、キャッチアンドリリースを徹底することで長い年月絶えることなく、世代をつなげてきたのです。
遊漁料は2200円と少々割高ですが、この背景を知ることで少しは納得できるのではないでしょうか?
上流域での釣り
湯川は下流・中流・上流と大きく3つのポイントに分けられます。普段は人が少なめの中流域で釣りするのですが、この日は平日であったため、人気の上流エリアに入ってみました。
上流域は渓相美しく、倒木といった障害物も豊富で魅力的なのですが、土日には釣り人が20mごとに立っているくらい混んでいます。さすがにこれは釣れんよなあといつもはスルーしていました。
観光名所でもある湯滝の横から川に入り、いざ釣りスタートです。
真夏ということで魚の活性も落ちているのではないかと不安でしたが、歩いてみると魚の影は沢山見えます。これは期待・・・。
しかし…
ところが、釣れない…。人が多く入るエリアなので警戒心が強いのでしょうか。
このままではいかんということで伝家の宝刀、スプーンにブドウ虫をつけて再トライです。
このスタイルを邪道という人もいるでしょう。でもいいのです。釣りは自由にやるべきものなのです。
さて、気を取り直して木の横に投げ込むと…、勢いよく魚が食いついてきました。
小さめだけれどきれいなニジマスが釣れてくれました。
ニジマスは湯川でも上流域で釣れることが多いですね。
続けて
でました!湯川のカワマスです。
う~ん美しい。
この後にも何匹か釣れ、満足して川から上がりました。
やっぱりいい川でしたねえ。
時間があったので下流域も覗いてみました。
底質は岩になり、流れが速い場所が多いです。ブルックというよりは日本のイワナが釣れそうな雰囲気ですね。流れの穏やかな場所もあります。
やはり中流くらいが安定ですかねえ。
いずれにしてもやや狭いフィールドですし、釣り人も観光客も多くいます。譲り合いの優しい心でいたいものです。
魚自体は沢山いるので全くの初心者でもカワマスを釣るチャンスは十分にあります。
(不安な人は僕と同じようにブドウ虫をポケットに忍ばせておけば間違いはないですよ~笑)
ずっとこの環境が維持されていけばいいですね。
それでは。
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