さて、車の試運転でメンタルをやられてしまいましたが、一旦気持ちをリセットして北上します。
あたりはすっかり暗くなってしまったので、夜を明かすのに良い場所はないかな〜とウロウロ走っていると〜、
おぉ、いい場所を発見しました!
川です。
川かい。
ライトで照らしてみると小魚がたくさん泳いでいるのが見えます。なんでしょう?
これは捕まえて確かめねば…!
網を入れると、、、簡単にゲットしました!
寝起きの魚を捕まえるほど楽なことはありません。
獲物をよく見てみると、
コレは、、、オーストラリアスメルト、オーストラリアスメルトではないですか!
ミナミキュウリウオという謎グループに分類され、いかにも南半球という魚なのです。
以前から気になっていたのですが、こんなにあっさり捕まえられるなんて…
ハゼもゲットしました。名前は分かりません…。
やっぱりブリスベンまでくると面白い魚がいますねえ。
テンションが上がってきたので、さらに走ってスプリングブルック国立公園まで行きました。
こちらの公園にはオーストラリアに来たら絶対見たい、夜限定の生き物がいるのです。
サムネにもなっている、、、
はい、ツチボタルです。
滝裏の洞窟の天井一面に輝いています。
ツチボタルは世界でもオーストラリアとニュージーランドにしかいない生き物です。
水気の多い洞窟などに巣をつくり、光る粘着性の水玉で獲物を呼び寄せ、絡め取って捕食します。
ラピュタの飛行石のモデルにもなったとか。
それにしても綺麗ですねぇ、、、宇宙を感じます。
しばらく写真を撮っていると、日本人の家族っぽい人たちがやってきました。
深夜0時を過ぎたあたりだったのでちょっとびっくり。何してるんだろう…。
まぁ、向こうもこちらを不審に思ったでしょうが。
辺鄙な場所で出会い、お互いを訝しむのがアウトドアあるあるです。
この方達、思いっきり懐中電灯で洞窟を照らしていました。(NG行為)
けしからんなぁ、と思いつつチャンスなこぇシャッターボタンを押しました。
いい感じに洞窟とツチボタルが写りましたね。
小一時間ほど過ごした後、洞窟から脱出しました。
近隣の公園までふらふら車で辿り着くと、ここでついに自分の電池が切れました。
色々なことがあった長い1日でしたね。
今日はここまでにしましょう。
それでは!