オーストラリア67日目 洞窟の中の星空

オーストラリア

さて、車の試運転でメンタルをやられてしまいましたが、一旦気持ちをリセットして北上します。

あたりはすっかり暗くなってしまったので、夜を明かすのに良い場所はないかな〜とウロウロ走っていると〜、

おぉ、いい場所を発見しました!

川です。

川かい。

ライトで照らしてみると小魚がたくさん泳いでいるのが見えます。なんでしょう?

これは捕まえて確かめねば…!

網を入れると、、、簡単にゲットしました!

寝起きの魚を捕まえるほど楽なことはありません。

獲物をよく見てみると、

コレは、、、オーストラリアスメルト、オーストラリアスメルトではないですか!

ミナミキュウリウオという謎グループに分類され、いかにも南半球という魚なのです。

以前から気になっていたのですが、こんなにあっさり捕まえられるなんて…

ハゼもゲットしました。名前は分かりません…。

やっぱりブリスベンまでくると面白い魚がいますねえ。

テンションが上がってきたので、さらに走ってスプリングブルック国立公園まで行きました。

こちらの公園にはオーストラリアに来たら絶対見たい、夜限定の生き物がいるのです。

サムネにもなっている、、、

はい、ツチボタルです。

滝裏の洞窟の天井一面に輝いています。

ツチボタルは世界でもオーストラリアとニュージーランドにしかいない生き物です。

水気の多い洞窟などに巣をつくり、光る粘着性の水玉で獲物を呼び寄せ、絡め取って捕食します。

ラピュタの飛行石のモデルにもなったとか。

それにしても綺麗ですねぇ、、、宇宙を感じます。

しばらく写真を撮っていると、日本人の家族っぽい人たちがやってきました。

深夜0時を過ぎたあたりだったのでちょっとびっくり。何してるんだろう…。

まぁ、向こうもこちらを不審に思ったでしょうが。

辺鄙な場所で出会い、お互いを訝しむのがアウトドアあるあるです。

この方達、思いっきり懐中電灯で洞窟を照らしていました。(NG行為)

けしからんなぁ、と思いつつチャンスなこぇシャッターボタンを押しました。

いい感じに洞窟とツチボタルが写りましたね。

小一時間ほど過ごした後、洞窟から脱出しました。

近隣の公園までふらふら車で辿り着くと、ここでついに自分の電池が切れました。

色々なことがあった長い1日でしたね。

今日はここまでにしましょう。

それでは!

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