この日は車の下見が無いので車でゆるく走り回りました。
夕方ごろたどり着いたのはKillarneyという町
ここのお目当ては…
ホタル✨です。昨日のツチボタルではなくて、日本にもいるような空を飛ぶホタルです。
私,日本では毎年季節になると各地の名所に赴き、蛍狩りを楽しんでいたのですが、今年は空振りに終わっていました。
まぁしかたない。また再来年に帰国したときまで待ちましょう…
と、ならないのがわたくしでございます。
ホタルならオーストラリアにもいるに違いない…!と思って密かに情報収集を継続していたのです。
しかし…オーストラリア人はホタルに関心が薄いようで、中々有力な情報を得ることができませんでした。
そんな中微かにつかんだ手かがりによると、ブリスベン付近のKillarneyという町で見られるのだとか。
しかも11月が盛期とまさにグッドタイミング。コレは行くしかないですね…!
車で2時間ほど走ったでしょうか。道中牛などに驚かされましたが、なんとか現場の滝まで辿り着きました。
とりあえず目の前のキャンプ場にチェックインして、日暮れを待つことに。
(値段を見ずに泊まりましたが、一泊37ドル取られたのは大きな痛手でした)
テント場のおっちゃんによると、「6時15分から7時の間に山道へ行けば見られるぜっ!」とのことです。
さらに滝壺のそばに行くとツチボタルもいるのだとか。
一カ所で二つのホタルを見られるなんて贅沢な場所ですねぇ。
インコなどを撮っているといい感じに日も暮れてきたので、少し早いですが現場に行くことにしました。
そのまま山道でワクワクしながらスタンバッていたのですが、気づけば予定時刻を過ぎていました。
一向にホタルの気配がありません、、、
あれ〜?
嫌な雰囲気が漂います。
これは、もしかして空振り…?
居ても立っても居られなくなり、薄暗い林道を駆け出しました。
と、その時です。
少し先をぽわ〜と黄色い光が漂っているじゃないですか!
ホタルです。
本当にホタルがいました!
しばらくするとあちこちで飛び立ちました。
中々の個体数です。
点滅が速いですが日本のホタルと光り方がよく似ていますね。
美しいです。
しばらくすると欲が出てきて、もっと綺麗な場所があるんじゃないか?と考え、また林道をうろつき始めました。
が、これが失敗!
15分くらい歩きましたが、周りのホタルが少なくなっていることに気がつきました。
そう、すでにピークが過ぎていたのです。
どうやらここのホタルは日没後20分くらいしか光らないようです
なんと怠け者な…
もっと沢山シャッターを切ればよかった… と若干後悔。
まぁ、見れただけマシとしましょう。
続いてはツチボタルがいるらしい滝壺にやってきました。
いそうな場所を見てまわりますが、う〜ん見当たりませんねぇ。
まぁ昨日見たしいいか。帰ろっ!
と思った瞬間、30メートルくらい先の藪の中に何か光るものを見つけました。
近づいて確認すると、、、
あぁいましたいました。
広い滝壺のなか1匹だけ光っていました。我ながらよく見つけたものです。
少々寂しいですが、光の強さは中々ですね。
この後はキャンプ場に戻ってゆっくり寝ました。
ヒヤヒヤな思いもしましたが、結局2つの蛍が見れていい1日になりました。
それでは!